アメリカの大学受験(?)事情

MC900056794.jpg


アメリカの大学へ入るのは易しいが出るのは難しい、と前に書いた。

アメリカで学生生活を過ごした方や、子供を大学へ送った方はご存知だろうが、

希望すればどこの大学へ簡単に入れる訳ではない。

アメリカでもレベルの高い大学へTraditional Student (高校卒業後すぐの生徒)が入るのは

はっきり言って難しい

日本の大学受験は入学試験に重きが置かれていて、記念受験で受かってしまったりすることがあるが、

アメリカでは、生徒の全体的資質も評価される。


もちろん、学力は重要。SATACTといった学力を評価する標準テストで高得点を

高校在学中に取ることも大事である。

これらのテストは毎月実施されていて、繰り返し受けてもかまわない。

その中から最も高得点を大学へ提出することができる。


その他に大学が重視するのは、高校時代4年間の平均成績値(GPA)。

これは、もちろん4.0(オールA)か、限りなくそれに近い値が望ましい。

なので、Freshman(高校一年生)の時から続けていい成績をとることが必要。

私の同僚の甥はYale大学に入学を希望していたが、あるクラスでBを取りそうになり、

学校に談判して、そのクラスを聴講という形にしてもらったそうだ。

GPAの計算にそのBが含まれると4.0ではなくなってしまうから。

ちなみに、そのクラスは次の学期に取り直し、Aを取ったそうだ。す、すざまじい


その他にも、スポーツで結果を出したかどうか、ボランティアなどをして社会貢献をしたか、

生徒会などの活動をしたか、なども考慮される。


スポーツで優れている場合は、有名大学から奨学金を提示されることも多々ある。

もっとも、学力もある程度ないといけないけど。

大学に入ったあとも、ある程度のGPAをキープすることが期待される。

また、怪我や病気などをしてスポーツができなくなってしまった際は、奨学金の停止もありえる。


あとは、推薦書。これも大事。

これは、ちょっと例外だが、もしミリタリーの士官養成大学に入学希望の場合は、

Senator(下院議員)などの推薦書が必要になる。これは、個人的に知り合いでなくても、

成績証明書やエッセイなどを在住する州の議員に送り、嘆願することも可能。

実際、私の知り合いの息子はイリノイ州の議員に手紙を書き、推薦書を得ることができ、

希望どおり海軍士官養成大学へ入学した。


これは、私の娘が大学に入る際にあたっていろいろ学習したこと。

まあ、彼女は勉強に全く興味のないヒトだった(大学生の今も)ので、

得た情報が活かされることはあんまりありませんでした。ちゃんちゃん。

にほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村
Related Entries

Comments

Post a comment


Only the blog author may view the comment.